サウジアラビア政府 記者殺害は「計画的なもの」と認める

ジャマル・カショギ氏の殺害は計画的なものであったと、サウジアラビアの国営放送アル・エフバリアがサウジの検察官の話として報じました。トルコとサウジの共同捜査班による結論だそうです。検察はこの共同捜査の結果に基づいて容疑者を取り調べているとも、サウジの国営放送が伝えています。

 サウジの国営通信社は、ムハンマド皇太子が、カショギ氏殺害事件を受けて設置されたサウジ総合情報庁改革委員会の最初の会合に委員長として出席したと伝えました。
ムハンマド皇太子は、カショギ氏殺害の関係者を厳重に処罰すると述べていますが、トルコ政府安全保障筋の話によりますと、捜査の指揮にあたっているのはムハンマド皇太子の側近高官だそうです。

 サウジの今回の声明に先立って、ワシントン・ポスト紙とロイターが、月曜日にトルコ入りした米CIA長官ジーナ・ハスペル氏がカショギ氏殺害の模様を録音したとされるテープを聞いた、と報じました。同氏は木曜日午後にトランプ大統領にトルコ訪問の結果を報告する模様です。


Gina Haspel official CIA portrait
ジーナ・ハスペル米CIA長官