トルコ・イスタンブール新空港、開港遅延 ドイツ・ハンデルスブラット紙


 トルコ・イスタンブール新空港の開港が予定より遅れることが確実になった、とドイツ・ハンデルスブラット紙が報じています。



    新空港の「ビッグバン」は年末に延期



    同紙が入手したトルコの空港監督官庁DHMIの書簡によりますと、機材と空港関係全車両の引っ越しは今年の12月30日と31日に予定されている、とのことです。「ビッグ・バン」と呼ばれるこの大規模引っ越しは、当初10月末に予定されていましたが、関係各所と調整の上、2ヶ月遅らせることを決定したそうです。なお開港式は建国記念日に当たる10月29日に予定通り挙行し、その際新空港の名称も発表する、とのことです。

    世界最大級の空港に



    新空港はオープン時には滑走路4本で年間処理能力は9,000万人。完成後には滑走路6本で年間2億人の処理能力を有する世界最大規模の空港になるとのことで、総工費は100億ユーロを超える一大プロジェクトです。オープン後には現在のアタテュルク国際空港は段階的に閉鎖していくとのこです。3レターコード「IST」は新空港に引き継がれます。


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