ブラジル大統領選。直前世論調査、ボルソナロ氏のリード広がる。

ブルームバーグの記事によると、MDA/CNTの直前世論調査では極右のボルソナロ下院議員の支持率が36.7%(9月30日、28.2%)、左派労働者党のハダッド元教育相24%(9月30日、25.2%)。10月6に発表されたIbope(ブラジル世論調査統計機関)とDatafolhaの世論調査でもボルソナロ下院議員の支持率は36%となっており、同氏のリードは確実に広がっているとのことです。
 今回の投票で過半数に達する候補はないと見られ、上位2候補による決選投票(28日)に持ち込まれる公算が大きいそうです。MDA/CNTの調査では、決選投票でのボルソナロ下院議員の支持率は45.2%、ハダッド元教育相は38.7%となっています。
 ボルソナロ下院議員のトップ経済顧問は自由経済と小さな政府を支持しており、ブラジルの株式、通貨、国債が値上がりしたとのことです。