日本航空の副操縦士がロンドン発羽田行きの便に乗務する直前、英国の法令で定める基準値の9倍を超えるアルコールを検出したとして、現地警察に逮捕された事件が、CNNやBBCをはじめ英語圏のメディアで続々と報道され始めています。世界中に広まるのも時間の問題でしょう。
副操縦士の名前はジツカワ カツトシ
CNNやBBCによりますと、この副操縦士の名前はジツカワ カツトシ(Jitsukawa Katsutoshi) だそうです。すでにアクスブリッジの法廷で基準値を超えるアルコールの検出について有罪答弁を行い、現在勾留中とのことです。刑の言い渡しはアイズルワース刑事法院で11月29日に予定されています。11月29-30日追加
英国人飲酒パイロットは禁錮・懲役8ヶ月の刑に
航空会社の操縦士で基準値を超えるアルコールが検出されて捕まった最近の例としては、ブリティッシュ航空の副操縦士が挙げられます。この副操縦士は今年の1月ロンドン・ガトウィック空港を出発する直前に操縦室内の検査で、基準値の4倍のアルコールが検出され、逮捕されました。その後、日本航空の副操縦士同様、有罪答弁を行い、12ヶ月の刑が8ヶ月に減じられました。下の写真は刑の言い渡しを終えて、警察の車に乗せられるブリテッシュ航空の副操縦士の写真です。今回の日本航空の副操縦士も、同じような量刑になるのではないでしょうか。イヴニング・スタンダードのサイトに寄せられたコメント
「俺もヒースロー空港は酒でも飲まなかったら我慢できない。」
「(右翼政治家の)ファラージやヤックスリー=レノンが次に飛行機でどこかに行くときは、こいつに操縦させたらいいわ」
「俺が60年代に軍隊に居た頃、コックピットに担ぎ上げられなければ乗れないようなパイロットでも、離陸して酸素マスクをしたら無事故で飛べる奴らがいたわ」
参考