サウジ皇太子、カショギ氏殺害直前に電話で帰国を促す?  カショギ氏死亡当日の防犯カメラ映像 RT

トルコ政府よりの新聞イェニ・サファク紙は、消息筋の話として、サウジアラビアのムハンマド皇太子がジャマル・カショギ氏と、同氏がイスタンブールの総領事館内で拘束された直後、電話で話していたと伝えています。RTが報道しています。

ムハンマド皇太子、カショギ氏に帰国を促す?

それによりますと、ムハンマド皇太子はカショギ氏に、祖国サウジアラビアへ帰国するよう促しましたが、カショギ氏はサウジへ戻ればそこで逮捕されて殺されるだけと考え、拒否したそうです。同氏はその直後に、総領事館内で殺害されました。

防犯カメラ映像

RTはカショギ氏の死亡当日の防犯カメラ映像も公開しています。前半は同氏が婚約者と一緒に住むためにイスタンブールで入居したマンションでの映像と思われます。

サウジ外相、ムハンマド皇太子の関与を改めて否定

一方サウジアラビアのジュベイル外相は21日、米FOXニュースとのインタビューで、サウジ人記者ジャマル・カショギ氏の殺害は「明らかに大きな過ち」だったと述べました。同じインタビューでサウジ外相は、ムハンマド皇太子は犯行の計画を事前に把握していなかったと断言し、「情報当局の最高幹部層でさえ知らなかった」との見方を示しました。

関連項目
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