ジェイミー・クロスさん失踪から10日 親族が情報提供呼びかけ FBI懸賞金2万5千ドル


 発生から10日が経過した、アメリカ、ウィスコンシン州バロン群のジェイミー・クロスさん失踪事件。現地時間の10月24日、バロン郡保安官事務所前で、ジェイミーさんの伯母・叔母さんたちが愛犬モリーと共に、ジェイミーさんの一日も早い無事帰宅と、さらなる情報提供を訴えました。

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 ジェイミーさんの伯母・叔母のジェニファー・スミスさんは「ジェイミーの居所についてなにか知っている方がいましたら、どうかバロン郡保安官までご連絡下さい。ジェイミー、早くここへ帰ってきて私達の心に開いた大きな穴をふさいで下さい」と、訴えました。
 さらにジェイミーさんの愛犬モリーちゃんも加わり、「ほらモリーも待っています。モリーはジェイミーのトレーナーにくるまって寝ています。」

 捜査当局は水曜日に、改めてクロスさん宅の現場検証を行いました。マットレス、ナイト・テーブルに加え、幾つかの箱を捜査陣が搬出しているのが目撃されています。
 当局は200人の捜査員を投入し、24時間体制でジェイミーさんの行方を探しているそうです。
 この事件が報道されて以来、全国から1万1千ドル(日本円約123万円)に及ぶ自然発生的な献金が、バロン郡司法基金に寄せられています。さらにFBIはジェイミーさんの身柄確保につながる情報提供者に2万5千ドル(日本円約280万円)の懸賞金を授与すると発表しました。

ジェイミー・クロスさんのアンバー・アラート(未成年誘拐・行方不明時に発せられる緊急事態警報)


参考
‘Your Dog, Molly, Is Waiting’: Relatives Of Jayme Closs Make Public Plea